ホームアウトドアトラベルトレーラークッキングネットでお得!ブロードバンドおでかけレポートリンクメール掲示板ブログ
 ホーム > ブロードバンド
 我が家にADSLがやってきた!

ブロードバンド接続にはいくつかの方法があります。我が家が選んだのは
NTT西日本のADSLサービスであるフレッツADSL、選択の経緯と接続までをまとめてみました。

 

スプリッタ
上の線をモジュラージャックに差し込み
下の黒線を電話、白線を
ADSLモデムへつなぐだけ。
とても簡単です。

ADSLモデム(下)
上に乗っているのは無線LANで
下の横に置いているのがADSLモデム

無線LAN
メルコ社製エアーステーションを購入
デスクトップパソコンに接続するため
PCIバスアダプタを追加した。
WLS−L11S−L
WLO−PCI−OP

  どうしてADSLを選択したのか?   高速インターネット接続には幾つかの方法があります。私が住んでいるのが倉敷市という地方都市であり、選択肢は以下のものがありました。その違いを比較表にまとめてみます。
    1.CATV(ケーブルテレビ・倉敷ケーブルテレビ)
    2.ADSL(NTT西日本フレッツADSL)

 
ケーブルテレビとADSLの比較表(当時)
CATV ADSL
初期投資 工事費 30000〜40000円 2800円(1000+1800円)
加入金 55000円
登録料 4000円 800円(契約料)
ランニングコスト 月額 5900円 4600円(モデム等はレンタル)
プロバイダ料金 月額に含む 別途必要
TV費用 1900円
スピード 下り 10Mbps 1.5Mbps
上り 4Mbps 512Kbps(0.5Mbps)

  比較してみると・・ADSLが有利!   上の表の通り、CATVは初期投資がかなり必要であり、プロバイダ料金を含む月額ランニングコストでも1100円掛かることになります。スピード的には魅力的ですが、集中してトラフィックが増加すれば、お互い大差はないのでは?と考えました。特に上りの早さについては、大きなファイルをアップロードするような使用法をしない限り必要ないと思います。

プロバイダの面でもケーブルTVだと、モバイル環境下での接続ができないという問題点があります。我が家ではモバイル接続も必須のためケーブルTVだと問題になります。プロバイダによっては問題があるケースがあるため、確認を要します。調べたところ、モバイルだと10円/分位の料金が発生するプロバイダもありました。

さらに、技術革新のスピードを考えると・・。私がインターネットを始めた頃には電話回線で28Kbpsだったスピードが56Kモデム登場により倍速になり、さらにADSL登場により1.5Mbpsとなりました。NTTの最近の発表でも2〜3年以内に光ファイバーの敷設&実用化(FTTH)が計画されており、今時点では初期投資をおさえスピードを改善させることが最優先と考え、我が家はADSLを選択しました。

検討中の方は是非、上のような比較表を作成してみてください。出費は毎月のことですから、選択は慎重に行うことが必要です。

この考えにより当初購入を考えていたADSLモデムとスプリッタも買い取りではなく、レンタルとしました。24800円の買い取り価格=レンタル上乗せ額550円×45ケ月。2〜3年後に光ファイバーが来れば、モデムやスプリッタには用がありません。さらにレンタルであればレンタル中は保証も付いています。先の事は分からないので、我が家は迷わずレンタルを選びました。
 
ADSL開通までの経緯
2001.02
報道発表などで地方都市である倉敷市のADSLが4月開通予定であることを知りました。NTT西日本のホームページで自宅の電話番号を入力し、4月開通予定が確認できました。この後、毎日NTT西日本のホームページで予約開始日を確認するようにしました。当然、先着順に工事が行われると思ったからです。

2001年3月上旬
新聞の広告欄に岡山・倉敷のADSL予約受付中という文字を見つけました。NTT西日本岡山支店のホームページと記されていました。NTT西日本のページでは「お待ちください」のままです。早速、岡山支店の予約ページに申し込みました。4〜5日後に受付のメールが来ました。

2001年3月下旬
NTT西日本より「プロバイダー様との開通調整あるいは、NTT交換機の調整をおこなっておりますので4月の具体的な日にちについては現在決定しておりません。」とのメールを頂きました。月末には封書で「フレッツADSLサービスの提供開始時期について」が届きました。内容は「ADSLモデムが部品製造メーカーの生産上の問題により全国的に不足しております。そのため、岡山県でも提供開始時期につきましては現在のところ4月末〜5月上旬となる予定です。」ということで、お詫びの印かウェットティッシュが同封されていました。

2001年5月中旬
NTT西日本より電話で「6月1日以降で開通の予定ですが、いつがよろしいでしょうか?」から始まり、「近くにISDNをお使いの方がいらっしゃるとスピードが保証できない。」「お客様のメタル回線は古いものでスピードの保証ができない・・」といった説明を受けました。インターネット自体スピードが保証される訳ではないので、自分的には納得して申し込んだつもりだったので了承しましたが、詳しくない人が聞くと「止めようか」と思うに違いないと思います。開通時期は一番早い6月1日でお願いしました。もちろん機器類はレンタル、宅内工事は自分ですることにしました。

2001年5月下旬
ADSLモデムとスプリッタが宅配で、接続用ソフトが郵便で届きました。

2001年5月31日
スプリッタとADSLモデムを電話回線に接続します。電話線をローゼットから抜き、スプリッタのTELの口へ、スプリッタをローゼットに接続、そしてADSLモデムのケーブルをスプリッタのMODEMに接続。他に必要なものはMODEMへの電源AC100Vだけでした。とても簡単な工事であり、個人で十分可能です。

2001年6月1日
NTT西日本より工事開始の電話がありました。10分程度で再度工事終了の電話があり、ADSLモデムのADSLランプが点灯しました。工事終了後に以前使用していたパソコン直結の電話線をスプリッタのTELへ接続してプロバイダのADSL変更の手続きをしました。プロバイダによっては前日に手続きが必要なところもあるようですが、Biglobeは工事終了時点で大丈夫でした。

配線は今まで、電話のある1階からパソコンのある2階まで約20メーターの電話線を伸ばしていましたが、同じようにLANケーブルを敷設するには見栄えが良くないことと、さらに古いノートパソコンでも将来インターネット接続をしたいために無線LAN(メルコ社製)AirStationを購入し、宅内無線LANを構築しました。

NTTの接続ソフトなどの設定作業を済ませ、ADSL接続が完了しました。

接続して・・ 驚いたのは、そのスピード! いままではマイクロソフト社のダウンロードページなどで28Kモデムで1時間40分と表示されたら、56Kモデムでも1時間くらいかなと考え、クリックできませんでした。
 試しにダウンロードを行ってみると、なんと3分30秒でダウンロードができました。25倍から30倍と言われていたスピードは本当です。今は接続者が少ないためかもしれませんが・・このスピードには驚きました。高速インターネット接続でケーブルTV未接続の環境にはADSL接続がベストチョイスだと思います。
そのスピード生かすも殺すも・・
プロバイダ次第です。
ブロードバンド接続を行って自宅からNTT局舎までがスピードアップしても、契約しているプロバイダの幹線が早く太くなければスピードの恩恵に与ることはできません。

そんな我が家の選んだプロバイダはBIGLOBE。NECが運営するプロバイダです。常時レスポンスもよく、メール受信容量もホームページ容量も100MBと巨大です。我が家が自信を持ってお勧めしています。

しかもお得なキャンペーン中です。ここから申し込みすると・・
BIGLOBEに入会すると
料金がお得!!


さらに・・Bフレッツ(光ファイバー)に申し込む方にも・・特典があります。
「Bフレッツ」ここからBIGLOBEに入会するとお得!「Bフレッツ」工事費相当28,455円(税込)が無料!

専門用語の解説 ADSL
 Asymmetric Digital Subscriber Line(非対称デジタル加入者線)の略。一般の電話回線で利用している電話線(メタリックケーブル)を利用して電話として使用していない帯域を使い通信を行います。上りと下りの速度が違うというのが特徴で、通常のネットサーフィンで使用する下りのスピードが速いのが特徴です。
 既存の電話回線との共有ができ導入に大がかりな設置作業が必要ないため、初期費用が安く、通信コストも低いので手軽にブロードバンド導入ができます。飛躍的に普及が進んでいます。

使用している周波数帯が高いため、NTT局舎からの電話線の長さに影響されます。十分なスピードが出るのは2〜3キロ程度です。こちらの線路情報開示情報で(NTT東日本NTT西日本)、その長さを調べることができます。また、局舎との間がメタリックケーブルでなく、光ファイバーの敷設に変わっている場合、利用できないことがあります。

FTTH
 Fiber To The Homeの略。光ファイバーを家庭に引き込む超高速の光ブロードバンドインターネットです。一般的な呼称は、"FTTH"や"光ファイバー・ブロードバンド","光ブロードバンド"などで通用します。

bps
 ビット・パー・セカンドの略。コンピュータの最小情報単位であるビットを1秒間にいくつ送ることができるかの単位。(1ビットのなかは「0」または「1」)今までのパソコンの56Kモデムでは1秒間に56000ビットの情報が送ることができる。半角文字1文字は1バイト(8ビット)、漢字1文字は2バイト(16ビット)で表現される。言い換えれば56Kモデムでは1秒間3500文字の漢字を転送できるスピードと言えます。

Kbps
 ケー・ビット・パー・セカンドでケーは1024を表します。コンピュータの世界では2のN乗の単位が用いられ、Kをキロと読む人も多いですが厳密には1000ではなく1024であるためケーと読みます。bpsの1024倍の単位。

Mbps
 メガ・ビット・パーセカンドで、Kbpsのさらに1024倍の単位。ADSLの1.5Mbpsは56Kモデムの28倍のスピードが出ることになります。
※ただし、通信スピードは理論値であり、実際にそのスピードが出るわけではありません。また、インターネットはパケット通信であるため、パケット情報も付与され、実体のサイズより大きくなります。
 ホーム > ブロードバンド
ホームアウトドアトラベルトレーラークッキングネットでお得!ブロードバンドおでかけレポートリンクメール掲示板ブログ