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 アウトドア日記
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今年は六呂師でスキー&スノーキャンプ!(パート2)
2002年2月8日 〜 2002年2月11日

2月10日の朝、キャンプ場から望んだ風景。
左の山は六呂師高原スキー場、右側はキャンプ場で、タオスの後ろは除雪した雪の固まりです。
 
  


朝から元気一杯の
たけぴーさんと荻原さん

   (寒いかも?)
タオスのFFヒーターが点火しません。いつもならスイッチを入れてしばらくすると頼もしいファンの音、その後にチチチチ・・ボッ!と点火するのですが、今回は待てども点火しません。また、コントローラーのサーモスタットのレバーを動かせば室温に応じて「カチン」と軽い音がするのですが、これもしません。色々と試してみましたが、点火する気配はありません。

もし点火しなかったら・・幸いにも電源はありましたのでセラミックヒーター2つで過ごすことも可能ですが、やはりメインのヒーターがないと寒いと思います。シェラフは3シーズン用、コールマンの毛布とキルトバックがありますから、最悪何もなくても大丈夫だと思いましたが、でも、点火して欲しい!

どうにもならず、困ったときのKameson頼み!と電話で相談しました。そうするとFFヒーターのリセットを勧められました。リセットスイッチの位置を教えていただき、その操作のために外へ出たところ妻が「入った〜」と喜びの声をあげました。まだリセットスイッチにも触っていなかったのですが、FFヒーターは点火しました。

なんと頼もしいFFヒーターの音でしょうか。あっという間にタオス車内は暖かさで満たされました。Kamesonさん、アドバイスありがとうございました。次回のために、リセットスイッチの位置を確認しておきます。結局30分くらい時間が掛かってしまいました。

(今度は・・)
安心してシェルターでお話ししていたのですが、FFヒーターは点火したままで、消える気配がありません。タオスのFFヒーターは設定温度で動作・停止を繰り返すようになっています。サーモスタットのレバーを動かしても停止しません。子ども達は暖かさのあまり、シェラフから抜け出して寝ていました。でも、スイッチを切って、再び点火してくれる保証はありません。結局、強力なFFヒーターを連続運転させたままで、熱を逃がすために窓を透かして一夜を過ごしました。それでもタオス車内はシェラフも不要なほどの暖かさでした。

(キャンプ場の温泉)
このキャンプ場の管理棟裏には24時間利用できる温泉があります。我が家の子ども達は寝てしまっていたので、21時頃、他の子ども達と一緒に入りました。そんなに広い風呂ではありませんが、身体の芯まで温もれます。キャンプ場利用者は無料で利用できます。疲れも癒えます。

シェルターの中で、のんびりとお話しし、楽しい時間を過ごすことができました。気が付くと日付が変わっていました。シェラフの中に入ると知らないうちに眠っていました。相変わらずFFヒーターは元気いっぱいです。

(2日目)
朝起きると快晴! 周りには新雪が積もっていました。子ども達は朝食を食べると直ぐにスキーウェアに着替えて遊びにいきました。森永さんファミリーも到着され、周りは雪遊びをする子供だらけ! にぎやかです。

(六呂師高原スキー場)
11時に六呂師スキー場にスキーに行きました。キャンプ場から約700mの距離にあります。歩けない距離ではありませんが、スキー板を抱えて歩くのは大変なので車で移動しました。リフトの待ち時間は10分くらいでしょうか。半日券の購入も考えましたが、昨日も随分滑っているので、回数券で様子を見ることにしました。11枚綴りを2組購入したのですが、これがハサミを入れる回数券で、懐かしかったです。我が家の子ども達にとっては初めての体験で「これどうやってゲートを通るの?」そう言えば、ICチケット化されているスキー場に行くか、一日もしくは半日券を買っていましたので・・。昨日の九頭竜もホルダーに半日券を入れましたが、ゲートがないことが不思議だったようです。子ども達の頭の中ではスキーリフトに乗るにはICチップをアンテナに当てて、バーが上がる・・というのが当たり前になっているようです。時代を感じますね。

六呂師高原スキー場のメインゲレンデにはペアリフトとシングルリフトが掛かっています。その上に上級コース(たけぴーさん曰く三角山)があり、シングルリフトがあります。ゲレンデ幅も広く、安心して滑れるファミリー向けのスキー場だと思います。途中初心者に厳しいバーンもありますが、我が家の子ども達はボーゲンで難なく降りていけました。進歩したなあって感心しました。

結局、メインゲレンデを5回滑り、妻と私は11枚目のリフト券で上級コースへ登り、文字通り落ちてきました。気持ちよかったです。

(昼食)
レストハウスは、ごった返していました。空席もなく、子ども達も「後は雪遊びができれば良い」という状態でしたので、キャンプ場で昼食をとることにしました。キャンプ場の管理棟内には喫茶コーナーがあり、出来立てのピザも食べれることを知っていたからです。

管理棟の喫茶コーナーに家族4人で座り、子ども達はジュース、大人はビールでのどを潤し、アツアツのピザを食べました。美味しかったです。途中、たけぴーさんが手続きのため管理棟を訪れ、ピザを一切れ、ビールを一口。「やっぱりピザにはビールだね!」

(温泉)
このキャンプ場の場内には管理棟裏にキャンプ場の温泉、そしてもうひとつ六呂師高原温泉の建物があります。こちらの温泉もキャンプ場利用者は16時まで無料で利用できます。時間が早いので、利用してみました。スキー後の温泉は最高です。さらに、ここで販売されているアイスクリームと牛乳は美味しいと聞いていましたので試してみました。「旨い!」

今日だけでも雪遊び、スキー、アツアツのピザ、温泉、アイスクリーム・・なんて充実しているのでしょうか。温泉からサイトまで歩いて帰る頃から、雪が静かに舞い始めました。

(夕食)
降り始めた雪は時折止みますが、どんどん降り続いていきます。タオスのオーニング上にも随分積もり、何度も下から突き上げて雪下ろしをしました。

焚き火台の上では具が一杯の鍋料理が、新兵器のバーベキュー台の炭火の上ではエビやかにが焼かれていきます。今回の目玉は「越前ガニ!」 分類的にはズワイガニなのでしょうが、正真正銘のブランド「越前ガニ」です。足を広げたサイズは80cmという超ビッグサイズでした。店頭価格は12000円ですから、その贅沢ぶりは想像を絶します。

この越前ガニをたけぴーさんの極秘ルートで安く仕入れていただきました。値段はここでは書けませんので、興味のある方は来年開かれるであろう「スキー&スノーキャンプ2003」に参加してください。たけぴーさん、来年もよろしく!

シェルター内に子ども達を集めて、夕食会が始まりました。そして途中からは焼きガニがメニューに加わりました。かにと言えばボイルしたものというイメージが強いのですが、焼きガニは少し甘みがあり、これが旨いカニの食べ方であることが分かりました。地域の方でも滅多に食べれない極上のカニです。子ども達も何度もお代わりしていました。寂しいかな、我が家の子ども達は食べず嫌いでカニを食べようともしませんでしたが・・。まあ、今から食べられると親の食い扶持が減るわけですけれども・・。

(誕生会)
翌日の11日は弥加の7回目の誕生日です。たけぴーママさんも2月・・ママさんたちの発案でバースデーケーキが用意されていました。プレゼントまで・・。

2月が誕生日の方々の誕生日をお祝いしました。「♪ハッピバ〜スデイ トゥユ〜・・♪」次々にお祝いの歌を合唱しました。

弥加は照れくさそうでしたが、とても喜んでくれました。雪が降りしきる中、ヌクヌクのシェルターの中でケーキのロウロクが暖かい光を灯していました。本当に暖かな明かりでした。素敵な誕生会・・お陰様で今年も素晴らしい誕生日を迎えさせることができました。皆さん、ありがとう。

(でもまだ遊ぶ)
子ども達は夕食後も降りしきる雪の中で遊んでいました。子ども達には寒さなんて関係ないようです。滑り台を作って滑り、かまくら(横穴?)の中に入ったり・・。途中からたけぴーさんの秘密食材、マシュマロが出てきました。子ども達はめいめい串に刺してたき火で焼いて食べていました。

(FFヒーター)
タオスのFFヒーターは何事もなかったように、正常に動作しています。温度調整も大丈夫でした。何が原因だったのか? 後日コントローラーをバラして観察してみようと思います。でも、面白い貴重なデータが得られました。停止なしの連続運転11時間、温度調整による正常運転5時間で5キロのLPガスが無くなりました。

外気温や設定温度にもよりますが、正常運転は動作1に対して停止2位の時間と仮定すると、38時間程度は作動できる計算になります。これはスノーキャンプで1日12時間暖房すると約3日分にあたります。目安ができました。また、5キロのタンクが1900円程度ですから、フィールドでは他の暖房に比べて安いですね。

(カニが・・)
炭火の上では焼きガニが・・甘エビが・・カニみそが・・次々に焼かれ、まさに極楽状態でした。旨かった〜。

(白エビも・・)
シェルターの中はコールマンのアルミロールテーブルを並べていました。今回はカセット暖をその下に水平にセットしたのですが、面白い現象が起こりました。カセット暖の熱でテーブル表面のアルミ部分が暖かくなり、その上に置いた料理が冷めにくくなるのです。白エビの唐揚げもヌクヌクで、アルミロールテーブルがウォーマーになっていました。この白エビは深海の光が当たらないくらい深いところに住んでいるために、白くて、皮がとてもやわらかく、丸ごとサクッと食べれます。ビールのおつまみに最高です。

こうして、旨い料理に囲まれて、楽しい時間が過ぎていきました。外では雪がしんしんと降り続いています。

(雪!雪!)
寝る前にもオーニングの雪下ろしをしたのですが、結局、朝まで2回ほど雪下ろしをしました。朝起きると・・すべては雪で覆い隠されていました。車はただの雪の固まりになっています。もちろんタオスのルーフにも・・。

(朝食の焼きたてパン)
このキャンプ場では、指定時間にパンを焼いてくれるサービスがあります。昨日頼んでいたパンを取りに行き、キッシュを焼いて朝食にしました。出来立てのパンは美味しかったです。パンを焼いてくれるサービスがあるキャンプ場は初めてです。子ども達は食べ終わるとスキーウェアに着替えて遊びに行ってしまいました。

片づけをしているとたけぴーさんから、「超贅沢!越前ガニ入り卵焼き、スクランブルエッグ風」の差し入れをいただきました。かに玉を作っていたらしいのですが・・。越前ガニがたっぷりと入った卵焼きは旨かったです。一口食べると幸せになります。

車の雪下ろしには時間が掛かりました。降った雪は半端な量ではありません。雪を下ろす道具をお借りしました。こんなに雪が降るなんて、帰るなって事かな?って真剣に思いました。帰りたくはないですが、帰らなければなりません。

スキー場も新雪で絶好のコンディションで、滑りにいくという強者たちも・・。スキー場に行く前にみんなで記念撮影をしました。みんな良い顔しています。

(悲しいけれど)
お別れの時間がやってきました。昨年の青木湖では渋滞する時間になってしまい、帰るのが遅くなってしまいました。この教訓を生かして昼頃には高速に乗ろうと考えていました。タオスを連結し、キャンプ場を11時頃出発しました。皆さんに手を振りながら、「来年もまた来たい!」と思いました。さようなら! 子ども達も名残惜しそうでした。

キャンプ場を後に、六呂師高原を降りるまでは順調でしたが、福井ICに行くはずが、ナビの案内で福井北ICに出てしまいました。町中を走ることになってしまいましたが、渋滞も無く、順調に道を進めることができました。12時過ぎに福井北ICから北陸道に乗り、一路南へ。道路上に雪はありませんでした。

(規制が多かった)
北陸道では途中、「普通タイヤ車チェーン規制」で50キロ規制がありましたが、路面に雪はありませんでした。賤ヶ岳SAでお土産を買い、遅い昼食のための食料を調達し、給油しました。北陸道は比較的快適に道を進めることができましたが、名神道に入ってからは除雪車のバリケード走行による50キロ規制のお陰で、至る所で渋滞していました。時折、雪はちらつくのですが、路面には雪はなく、これには納得できませんでした。スキー帰りの車が増えてくる時間帯だともっと凄い渋滞になるのだと思います。やはり時間には余裕を持つことが大事ですね。

京都を過ぎた頃からは渋滞もほぼ無くなりましたが、中国道に入ってからは風も強くなり雪もちらつく天気でした。山陽道に入り、三木SAで給油してさらに西へ道を進めました。

(そう言えば・・)
備前市を過ぎた辺りでしょうか? 妻の両親がカニ好きだったことを思い出し、妻に「カニを山陽町に届ける?」と言うと、「全然思いつかんかった・・」。早速、電話すると家におられたので、高速を山陽ICで降りて届けに行きました。17時過ぎに着いて、少し休憩をさせてもらいました。とても喜んでもらえました。

(倉敷へ)
山陽ICから再び山陽道に乗り、自宅に戻ったのは18時15分頃でした。去年は遅かったので、あまりに早い帰宅に母が驚いていました。

荷物を降ろして片づけを行い、持ち帰った越前ガニを暖め食べました。焼きガニには及びませんが、茹でたカニも最高です。楽しかったなあ・・来年が今から楽しみです。子ども達も「今度はいつ行くん?」の連発です。息子の紘也が言った言葉が一番印象的でした。「お母さん、みんなに自慢しような!」

こんな楽しい充実した時間が過ごせたのも、たけぴーさんファミリー、荻原さんのお陰です。森永さんファミリー、林さんファミリーにも大変お世話になりました。ありがとうございました。

末筆ではありますが、勝手ながら、来年も伺うことに決めましたので、よろしくお願いしますネ。

2002.02.22
 


キャンプ場からスキー場を望む。


キャンプ場のメインストリート


六呂師高原スキー場で記念撮影


こんな斜面も平気で降りていきます。
上手になったものです。


子供達の夕食風景


サイト横に出現した謎のオブジェ


雪の中で記念撮影


かまくら?の中のたけぴーさん。
決して越前ガニではありません。



今回の食の主役!越前ガニ!
脚を伸ばすと80cmの特大サイズ


11日の朝の風景。一晩降った雪で
車は雪の固まりに!


キャンプ場で焼いてもらったパン。
朝食に最適です。


超贅沢! 越前ガニ入り卵焼き
スクランブルエッグ風


みんなで記念撮影
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