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 お出かけレポート
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ワールドカップ2002 KOREA・JAPAN観戦レポート
大阪・準々決勝(トルコ対セネガル戦)
2002年6月22日

選手入場直後のピッチ風景。ここも広く美しいスタジアムです。
 
  


新幹線ホームにて。子供達は
ワールドカップTシャツを着ました。
   (ワールドカップ再び)
先週の日曜日に大分でのスウェーデン対セネガル戦を紘也と2人で見てきました。やはり生の迫力は凄い。なんとか他のチケットが取れないか・・。連夜のクリックは続きますが、なかなか最後の画面までは進みませんでした。夕食を食べて早めにパソコンの前に座りました。「22日の大阪、セネガル対トルコ戦が取れないかなあ・・」

時折、緑のマークに画面が代わり、注文できるようにはなります。が、カテゴリー選択のところで、「十分な枚数がありません」の表示。枚数を1枚にしても同様です。このような場合は、注文終了のケースが多いようです。

なんどもリロードを繰り返すと、緑マーク、時間の勝負とばかりにカテゴリーと席数をクリックします。「込み合っています。しばらくしてから・・」の画面になりました。何度もクリックを繰り返し、シート画面に進むことができました。

前回の経験から日本語入力画面ではなく、英語入力画面で入力していました。日本語入力だと名前などの情報はローマ字と漢字の両方で入力する必要があり時間が掛かります。英語入力だと入力時間が随分短くて済むのです。4枚のチケット情報を入力し終えて、無事確認画面に進めることができました。

ちょうど妻が2階に上がってきました。「何しよん? またワールドカップ? もう止めてえよ。お金無いよお〜」

その悲痛な叫びを聞きながら最後のクリックをしました。画面は「表示できません」の表示。残念、ダメだったか・・でも、シートの画面まで行ったから他のオーダーにはプロテクトが掛かっているはず・・もう一度・・画面を戻して・・カテゴリー選択まで戻った。よしクリック・・画面上では先ほど入れたチケット情報が残っているぞ・・確認画面、カード情報も残っている・・最後のクリックだ。行け〜。

画面が代わり、大阪でのチケット4枚が取れました。チケットはカテゴリー1の4人並びの席で300ドル×4枚=1200ドル。先週より随分価格が上がっています。日本円にして15万円・・(大汗)

(手配)
パニック状態になっている妻を懸命に説得し、なんとか家族4人でのワールドカップ準々決勝観戦が決まりました。大分での経験から延長戦に突入した場合、帰れない可能性があり、妻に追い打ちを掛けるように、宿泊先も予約しました。行きの新幹線は指定席を予約しましたが、帰りの新幹線はその時の状況で買うことにしました。新幹線も宿泊もネットでの予約です。随分便利な時代になったものです。

(22日)
土曜日は午前中の勤務でした。帰りに倉敷駅で予約JRチケットを受け取り帰宅。シャワーを浴びて自転車で駅へ向かいました。
予定より1本早い15時11分発のサンライナーで岡山へ向かい、岡山からは予定通りひかりレールスター376号に乗りました。弥加は初めての新幹線乗車です。新大阪まで48分で到着です。

(チェックイン)
神戸線に乗り継ぎ、大阪駅で下車。徒歩でホテルに向い、チェックインしました。夕食はコンビニで弁当を買って、子ども達は冷麺とおにぎりで済ませました。大阪での土曜日の宿泊はUSJの影響もあって、なかなか手配が難しい状態ですが、運良くツインを2部屋取ることができました。

(長居競技場へ)
梅田駅から地下鉄御堂筋線で長居へ向かいました。車内では残念ながら座ることができませんでした。長居駅のホームに降りましたが、思っていたよりも降りる人が少なくびっくりです。改札を出て帰りの切符を買い、階段を上がって外へ出ると、人・人・人・・。外国人もたくさんで、「ワールドカップに来たんだなあ」と思えました。「チケットを譲ってください」という看板を持った方もたくさんいました。でも、ここまで来てチケットを売る人がいるのかな? 会場まで人混みの中をゆっくりと進みます。

今回のシートはカテゴリー1、Nゲート、G3ブロック、3列103〜106の4人並びです。緑色の矢印に従って道を進めます。2カ所でチケットのチェックがありました。

競技場手前で色々なイベントが開かれていました。大分同様、大声コンテストやフリーキックなど、なかでもフェイスペイントを行っている所は長い列ができていました。競技場をバックに記念撮影をして道を進めました。

会場内に入るチェックは大分よりも厳しかったです。カバンの中もきちんと見られ、やはりペットボトルを中心にチェックされました。ボディチェックで使う金属探知器は感度が高めに設定されていたのか、ベルトのバックルに反応しました。大分では反応しなかったのですが・・。

前回の教訓からペットボトル2本の水を持ち込んで、先にあるテントで紙コップに移し替えました。まだ1時間少しありましたが、スタジアム内に入ることにしました。隣の方を見て感心したのですが、その方はお茶のパック(牛乳パック1Lのような紙のもの)を持ち込まれていました。口は開けられたようですが、問題なかったようです。紙コップはもらえますし、牛乳パックに封をする道具を持ち込んでいれば何の問題もありません。

(スタジアム)
長居競技場というと、昔からあるイメージでしたが、とてもきれいでした。座席番号を見ながら階段を下りていきましたが、なんとシートは前から8列目。ピッチに近いので、これだけでも来て良かったなと思いました。妻と弥加は初めてのスタンドです。その広さとピッチの近さに驚いていました。大分では日射しが暑かったのですが、今回は夜の試合で少し肌寒かったです。子ども達には上に重ね着させました。

しばらくして選手たちが練習のため出てきました。前回よりも近いので、動きもよく見えます。セネガルの選手たちが目の前で練習していました。スタンドではセネガル応援の打楽器の音が鳴り響き、赤いシャツを着たトルコのサポーターの数も目立ちました。

大分では売り切れだったスポーツタオルを見つけて2枚購入しました。ビールを買ってシートに戻ったときには会場ではウェーブが起こっていました。妻に聞くともう何度も回ってきたと言うことです。家族4人でウェーブの波に参加しました。子ども達もお喜びです。

先発メンバーが紹介され、いよいよ選手入場です。会場から大きな拍手で出迎えました。起立して国歌を聴き、いよいよ試合開始です。

(キックオフ!)
試合が始まりました。我が家は大分の流れからセネガルを応援です。序盤からトルコが攻め込んできます。セネガルの選手からボールを奪っていくという印象を受けました。特に目の前での選手の動きはよく見え迫力がありました。日本を破ったトルコですが、そのスピードと正確なパスに驚きました。

会場は良いプレーが出るたびにどよめきが起こります。後に大会屈指の好ゲームと言われた試合が目の前で繰り広げられました。周りからはセネガルコールが起こっていましたが、ピッチではトルコのハッサンの華麗な動きが目立ちます。

前半終了前から娘の弥加は眠ってしまいました。一生懸命ボールを目で追いかけていたのですが、いつもなら寝ている時間、しかも当日朝は嬉しくて家族で一番早起きしたのですから仕方ないですね。チケットが勿体なかったかなと思いましたが、スタンドでの雰囲気は十分、分かってくれたと思います。小学校2年の女の子には時間的に少し厳しかったかな。

(後半も熱戦は続く)
前半を終え後半もトルコがボールを支配して始まりました。時折、カマラとデュウフがシュートを放ちますが厳しいマークで決まりません。トルコは今大会精彩に欠けるエース・ハカンシュキルの代わりにイルサンを投入し、見せ場を作ります。トルコがボールを支配して攻め、セネガルが個人技で切り込みますが、大分でのスウェーデン戦のように抜け出すことができません。トルコは強い!

後半戦もロスタイムに入り、セネガルが最後の猛攻に出ました。残念ながらゴールには至らず、延長戦にもつれ込みました。

(延長戦も激しい攻防)
延長戦はセネガル攻勢で始まりましたが、ゴールには届きません。どちらが勝つのだろうか? ひょっとしたら、PK戦? 見所があるなあ。

それは延長戦が始まって4分で起こりました。トルコのアリフがDFに倒され、ボールがピッチを転がります。そのボールを右サイドのユミトダバラが低く速いクロスを入れ、会場がどよめきます。ニアサイドに走り込んだイルハンがダイレクトでシュートし、左隅にゴール! この瞬間、トルコのベスト4進出が決まりました。トルコ強い!

ピッチでは大喜びのトルコの選手たち。負けたセネガルの選手には暖かい「セネガルコール」が送られました。今大会、セネガルはよくやりました。それ以上にトルコの選手の運動量が上回っていました。トルコは良いところまで行くかも知れないなと感じました。日本が破れたのも分かる気がします。

(会場を後に)
今回も早めに会場を後にしました。弥加も起こして歩かせました。いつもならぐずって困らせてくれるのですが、今日はちゃんと付いてきてくれます。弥加もやるときには頑張ってくれるなあと感心しました。

地下鉄の長居駅まで流れに沿って歩きます。改札では入場制限をしていて、止まっては進みの繰り返しでしたが、大阪の地下鉄の搬送能力が優れているのか、20分ほど待つだけで乗ることができました。しかも、車内は比較的ゆったりした状態でした。ラッシュアワー並の混雑を覚悟していたのですが、予想はずれでした。

梅田駅で降りて、地下街を歩いてホテルに戻ったのは0時頃でした。かなり歩きましたが、子ども達も大丈夫でした。ワールドカップなどのイベントに行って感じるのは、足を使うことが多いことです。かなりな距離を歩き、立ったままの状態で待つことが要求されます

男女に分かれて部屋に入りました。私は紘也を風呂に入れ、着替えさせて、自分も汗を流しました。風呂から上がるとすでに紘也はぐっすりと眠っていました。大分も頑張ったけど、今日も頑張ってくれたなあ。でも、よく考えると大分は日曜日、翌日から学校に行って、次の土曜日が今日ですから、暦上は1週間の最初と最後で2試合も見たことになります。休みなしで頑張ってくれたことに感心しました。

もう一つはホテルに帰るまで弥加も文句も言わずに頑張ってくれたことです。いつもなら「おんぶして〜」と言って大変なのですが、お兄ちゃんを見ているのか負けずに付いてきてくれました。二人の成長に感心しながら、家族でワールドカップを見に来られて良かったなと思いました。そんな事を思いながら、私もベッドに横になると直ぐに眠りに落ちていきました。

(日曜日)
7時半過ぎには子ども達は起きていました。これは後に聞いて驚いたのですが、妻の部屋では昨夜、風呂に入ることなく休んで、朝入浴したそうです。弥加は自分で入れると言って扉を閉め、シャワーカーテンをきちんとバスタブ内に入れシャワーを浴び、床もぬらさずに出てきたそうです。「一人で入ったん?」「うん。」「カーテンを中に入れるのは良く分かったなあ」「前に教えてもろうたよ。ホテルに泊まったとき」「?」 ホテルってどこだろう?と考えました。そう言えば去年、従兄弟の結婚式で大阪に宿泊しました。その時に教えていたことをきちんと覚えていて、今回は1人で実践していたのです。妻と2人でびっくりしました。

朝食は子ども達のリクエストでマクドナルドへ行きました。子ども達の狙いは土日のポケモンカードの付いたハッピーセットです。店に入ってみてもその表示がありません。2人に聞きに行かせました。少し不安そうでしたが、ちゃんと列に並んで、順番を待ち、お店の人と話をしています。「もう無くなったんだって・・」残念そうに戻ってきました。

カードがないと分かれば、他の物でも良いそうで、地下街に降りてパン屋でパンを買い、カウンターで食べました。出来立てのサンドイッチは美味しかったです。

(ポケモンセンター)
できた頃に来たポケモンセンターに久しぶりに行ってみることにしました。中には色々なグッズが沢山ありました。子ども達は行ったり来たり・・。気が付くと手にはカードが一杯。しかもカードeリーダーまで欲しいという始末。カードeリーダー買うならと、カード類の多くは戻させました。まだまだポケモン人気は続いているようです。

大阪駅からJRに乗り、新大阪駅から新幹線に乗って岡山へ。在来線を乗り継いで倉敷に無事に帰りました。

(慌ただしい旅行でしたが)
チケット入手から出発までが短く、準備もなんとか間に合った慌ただしい旅行でしたが、2週連続でワールドカップ観戦という幸運に恵まれました。前回2人旅行でしたので、妻と弥加には後ろめたい気分がありましたが、今回は家族で楽しむことができ、良い思い出を作ることができました。

やはり驚いたのは子ども達の成長ぶりです。普段は気づいていないだけ?かも知れませんが、このようなイベントに参加して初めて気が付くことが多かったです。今回も子ども達は面倒を掛けることはありませんでした。前に説明したことも良く覚えています。色々なことを経験させ、その時にしっかり説明しておけば、子ども達なりの視線で理解しているようです。もっともっと経験させてあげたいなあと改めて思いました。

(その後ワールドカップは)
ブラジルの優勝で幕を閉じました。決勝戦も面白い試合でしたが、私が一番印象的だったのは3位決定戦のトルコ−韓国戦です。韓国の素晴らしい粘り、トルコのエース・ハカンシュキルとイルサンのプレー、見所がありました。やはりトルコは強かったです。

試合も凄かったですが、この試合終了後のシーンに感動しました。負けてピッチに倒れ込む韓国選手の手をトルコのハカンシュキル選手が握って起こし、そのまま何人ものトルコと韓国の選手が手を繋ぎあったままスタンドで声援を送るサポーターに一緒に挨拶したのです。お互いの健闘をたたえあっていました。そのきっかけを作ったのが誰かは不明ですが、中継を見る限り、トルコのハカンシュキル選手だったと思います。ワールドカップ中は故障のため、良いところがなかったエースですが、この試合は素晴らしいプレーを見せてくれ、さらに、最後に素晴らしい光景を見せてくれました。

次回はドイツでの開催です。行くことはできないと思いますが、4年後が楽しみです。子ども達にも忘れられない思い出として残ることでしょう。ワールドカップ、色々な思い出をありがとう!

2002.07.24
 


スタジアム前で記念撮影


家族揃ってのスタジアム観戦
ワールドカップうちわで応援です。


両チームの入場です。


今回は前から8列目。
目の前で迫力あるプレーを楽しめました。

コーナーで競り合う選手達。
その回りは大砲のような望遠レンズで
狙うカメラマン達です。


喜びのトルコチーム。
ベスト4へ進出です。トルコは強い!


ピッチから去っていくセネガル。
良い試合を見せてくれました。
我が家にとっては忘れられないチームです。



スタンドに向かって挨拶する
トルコチーム。喜びにあふれています。



想い出をたくさんくれたワールドカップ。
素晴らしい想い出をありがとう!


翌日にポケモンセンターに寄りました。
ご満悦の子供達です。

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