ホームアウトドアトラベルトレーラークッキングネットでお得!ブロードバンドおでかけレポートリンクメール掲示板ブログ
 ホーム > アウトドア > アウトドア日記
 アウトドア日記
< 前のレポート後のレポート >
青木湖キャンプ場へ行って来ました。(スキー&スノーキャンプ2001・パート2)
2001年2月9日 〜 2001年2月12日
 
  


清々しい朝、サイトからは青木湖が・・
   (青木湖氷上での釣り見学!)
2月11日(日曜日)の朝は快晴でした。木々に積もった雪が時折ひらひらと舞い落ち、清々しい朝を迎えることができました。青木湖を見たくなって下に降りていくと、櫛田さんとお会いしました。青木湖の凍った湖面でワカサギ釣りをしているとのこと。私も湖面に恐る恐る乗ってみると大丈夫でした。そこにはTMLの藤森さんが糸を垂れていました。ご挨拶してお話しし、家族にも見せたかったので、タオスに戻り、家族4人で見学しました。氷の厚さは20センチ位で、穴もみるみる凍って塞がっていきます。水深は約10mと言うことでした。

私自身は富良野でワカサギの穴釣りの経験があったのですが、妻にいつも「いいな1人だけ・・」と言われていました。妻も初めて氷結した湖上に上がれて喜んでいました。ただ、釣ったワカサギを天ぷらにして食べることはできなかったので、機会があれば家族でやってみようと思います。見ているときには釣れていませんでしたが、翌日昼に藤森さんにお会いしたときには200匹位釣れたと言うことでした。

ただし青木湖の湖面は立入禁止だそうで、あくまでも自己責任となります。皆さんは真似をしないようにしてください。ちなみに去年は少し凍っていて、その前の年は薄氷を割りながらカヌーができたという事でした。今年は寒かったようです。

でも、子供って良いですね。怖い物知らずで・・。大人は氷の上に立っていたら、「割れたらどうしよう」なんて考えてしまいますが、「へっちゃら」でした。でも、「この氷の厚さは20cm、その下には深さ10mの湖があるよ。10mというと学校の3・4階建て校舎くらいの深さだよ。泳げる?」と聞いたら「えー! 泳げん!」と驚いていましたが、走り回って遊んでいました。釣りの邪魔になったのでは?と心配です。

(平井さんの格安チケット!)
サンアルピナ鹿島槍の割引チケットを平井さんから頂きました。大人1日券(4300円→3000円)、子供(2300円→1000円)でした。ただし、鹿島槍のチケット売場まで買いに行く必要があり、その大役を武田さんがかって出てくれました。リフトを何本も乗り継いでみんなのチケットをまとめ買いしてくれたのです。そして一気に滑り降りてみんなの元に届けてくれました。お疲れさまでした。お陰で予算は大助かり! ありがとうございました。

(武田さんのスキー教室)
武田さんは自称「非公認スキーインストラクター」ということでしたので、子供達のスキーレッスンをお願いしました。指導料は特別にサービスしていただきました(笑)。昨日上がった第1トリプルから、第2ペアリフトと乗り継いで登り、子供達はレッスンを受けました。長女の弥加は2つ目のリフトに乗って上に上がるのは初めての経験です。我が家では2つ目のリフトに乗ってさらに高いところに上がることを「上手になった証」としていますので、さらに自信をつけた様子です。

体重移動の方法やシュテムターン、斜滑降のさわりまで丁寧に、しかも、分かりやすく教えていただきました。ここは中級コースですが、お陰様で長女も降りられるようになりました。斜滑降はまだまだ難しいようですが、かなり上達したことがよく分かります。武田さん、ありがとうございました。皆さん、武田さんのスキーの腕前(足前?)は相当なモノです。

(トレーラーがもたらす贅沢な時間)
昼前にスキー場で食事をしようとしましたが、あいにく席は満席で座れず、タオスに帰ることにしました。キャンプ場のタオスの中で食事を済ませ、のんびりと降り出した雪を眺めながら、コーヒーを飲み、モバイルで掲示板にカキコしました。なんと贅沢な時間の使い方でしょう。混雑したスキー場では、こうはいきません。

(空いてくる時間に再びスキー場へ)
子供達は子供同士でキャンプ場の通路を使ってそり遊びをしていました。これがリュージュのようで面白いらしく、スキーへは行かないということで、妻と2人でスキー場へと向かいました。15時過ぎのリフトは空いていて、続けて何本も滑ることができました。スキー場の右端の第5ペアリフトにも乗ることができました。こうしてリフトが停止する16時半まで滑ることができ、大満足。その間も雪は降り続いていました・・。

(今日も温泉に! 白馬五竜「十郎の湯」)
昨日同様に温泉「ゆーぷる木崎湖」に行くことにしました。平井さん・武田さんが先に出発しました。我が家は着替えや夕食の準備で時間がかかり、かなり遅れて出発しました。キャンプ場の出口から道は渋滞していました。国道までの数キロが全く進みません。先行する武田さんから電話で「国道も随分混んでいるので、逆方向の白馬五竜「十郎の湯」に行き先を変更すると電話をもらいました。平井さんを見失い連絡もつかないとの事でした。そちらの道に出るまで随分かかりましたが、「十郎の湯」までは渋滞なしでいくことができました。ナビの威力です。

「十郎の湯」は、道が入り組んで分かりにくいところにあります。なんとか駐車場に車を止めることができました。浴室自体はあまり広くはないですが、疲れがとれリフレッシュできました。昨日の「ゆーぷる木崎湖」もきれいでしたが、こちらもきれいな温泉です。

(アクシデント発生!)
帰り道、温泉前の道路で私のエスティマは後ろから来たレガシーに追突されてしまいました。私は道路脇に停止状態、エスティマの後ろバンパーの右端とレガシーの左前バンパーが接触しました。武田さんに先に行ってもらおうと道路脇に停車した私のエスティマの横をレガシーが徐行で通り過ぎようとしたようですが、スリップしてかわしきれず追突したようです。エスティマのバンパーは復元していて、レガシーのバンパーは野球ボール大に凹んでいました。

東京から来た若い女性ドライバーでしたが、連絡先などを交換し合って分かれました。帰ってから修理する必要がありますが、バンパーの角同士の接触だったのでヒッチなどにも損傷はなく走行には(多分)問題は無さそうです。家族も無事で良かったです。(先日の祈祷のおかげかな?)わざわざ道を戻って見に来てくれた武田さん、佐々木さんありがとうございました。ご心配をお掛けしました。

歩いても滑って転びそうになる道ですから、仕方ないのは仕方ないですが・・。そこからの帰り道は慎重に運転しました。

(弥加の6歳の誕生日)
キャンプ場に帰ってからは、平井さんの餃子や餃子スープ、焼肉などをご馳走になり、その後、タオスに帰って家族4人で長女・弥加(みか)の6歳の誕生日を祝いました。あまり大袈裟にしたくなかったので、武田さん平井さんに言わず終いでした。(この場をお借りしてごめんなさい)

最初は現地調達でケーキを買ってと思っていました。しかし入手は困難と思われたので、ケーキのスポンジ部分だけを倉敷から買ってきていました。そのスポンジを使って、温泉に行く前に妻がデコレーションしました。中は生クリームと缶詰の桃を使って、上にはサクランボで飾り付けをしました。信州のスキー場に来て、雪が降り続く中、しかもトレーラーで祝う誕生日。最高のシチュエーションで本人も大満足でした。良い記念になりました。早いもので春からは小学校1年になります。

子供達を寝かしつけながら、モバイルで掲示板にカキコを済ませると睡魔が襲ってきて、寝てしまいました。「明日は帰る日。朝早く起きて滑るぞ!」

(タオスの結露は問題なし)
2月12日(月曜日)朝6時前に目覚めました。外気温をチェックしましたが、−5℃でした。そう言えばFFヒーターの作動している時間も前夜に比べて短かったような気がします。でも、タオスの上にはこんもりと雪が積もっていました。10センチ位は積もっているでしょうか? 心配した結露もテント地の上の部分と下の部分に多少湿気がある程度でした。特に下の部分には「ほかほかシート」で対策を施しているので全く問題ありません。上の部分は雪が積もっているので仕方ないかなと思います。サンブレラ製の幌の性能に感心しました。

(最終日のスキー場)
スキーの準備をしていると武田さん達から「今日も行くの?」と言われましたが、我が家はスキーも目的の1つですので、「回数券分だけ滑ってきます」と子供達とスキー場に行きました。回数券は大人3000円で11回分、子供2500円で11回分です。こちらは補償金不要です。大人子供共に1冊を購入しました。1枚ずつのカードですので、多少面倒です。回数券は昔の肩に付けて、ハサミを入れてくれる方が良かったですね。知らない人も多いのかな?

スキー場はがらがらで、リフト待ちはほとんどありませんでした。昨日から降り続いた雪でゲレンデコンディションも最高です。第1トリプル、第2ペアや第5ペアリフトなどに乗り、最後の1枚を残して軽い昼食をとりました。「最後の1本は楽しんで滑ろうね」と言って思い思いに滑り、信州でのスキーを終えました。子供達も名残惜しかったようです。子供達も上級コースを除いて、なんとか滑ることができました。充実したスキーができ大満足です。

(片づけ)
キャンプ場に帰ったのは11時頃でした。帰るとTMLの櫛田さんと平賀さんがお見えになったとのこと。これはトレーラー購入の検討をしていた時の話ですが、私はトレーラーを牽くこと自体が不安でした。「何が必要なのか?」「運転はどうなのか、難しくないのか?」そこでネットで情報収集をしました。平賀さんのホームページは、トレーラーを牽くことの楽しさを教えてくれ、様々な疑問に応えてくれたのです。タオスを購入するに至る大きな要因の一つでした。まだご覧になってない方は、是非ご覧下さい。参考になります。

本来ならこちらからご挨拶に伺わないといけないのに・・。撤収してからと思いましたが、結構時間も掛かり、果たせませんでした。何もかも凍り付いていて、いつもより時間が掛かってしまいました。

(記念撮影、そして、さようなら・・)
タオスを並べて集合写真を撮ることになり、何枚も撮影しました。私たち家族の勝手な企画にこんなに多くの方に付き合っていただいて嬉しく思いました。タオスが3台並ぶと迫力があります。慣例の通り「遠い人から・・」キャンプ場を後にしました。今回は我が家が1番です。ご挨拶をして出発しました。

(ええ??)
サイトを出発して最初の坂をクリアし、キャンプ場入り口の坂を上っているときに、それは起きました。道に左折して出るために右側に寄って上っていったのですが、タイヤがグリップを失い、止まってしまいました。挙げ句の果てに勝手に滑って落ちていきます。「ええ?? なんで止まるの?? どうして下がるの??」懸命なブレーキ操作で止まりました。時間がスローモーションで過ぎていきます。

そこから、再度トライしましたが、上らず、しかもまた滑り落ちていきます。しかも少し斜めになり、タオスの左後ろが左の雪壁に接触して止まりました。妻に武田さん達に応援を要請するように頼み、坂の途中で、そのままの姿勢を保持しました。

武田さん達が駆けつけて、押してくれたのですが、坂を上がれませんでした。武田さんが、坂でタオスを切り離してくれ、エスティマだけ坂の上に上がることができました。

よく見ると坂の右端はみんなが通り、つるつるで、歩くこともできない状態でした。しかも坂道から車道に出るために気持ち減速していたのも上がれなかった原因です。坂の上に誘導する人を置いて他の車を止めて、勢い良く上がっていれば大丈夫だったかも知れません。キャンプ場に入るときには気にしていた坂でしたが、温泉に行くのに幾度も通っていて安心していて、約600キロのタオスを引っ張っているのを忘れていました。また、エスティマの低速トルクが細いのも敗因のようです。普通の道で牽いていてパワー不足を感じることはなかったのですが・・。4WDでスタッドレスだったのに・・。

結局、私のタオスは武田さんのGMCサファリで上げてもらいました。武田さんの車は私のタオスを牽いて何の問題もなく坂を上がりました。続いて平井さんのビッグホーンも・・。オフロード車と普通車の差をまざまざと見せつけられました。武田さん、平井さん、佐々木さん、皆さんお世話になりました。ありがとうございます。帰り道、妻と「次はオフロード車かな?」とか話しながら帰りました。

今まで色々なスキー場に行きましたが、登りで苦労したことはありませんでしたが、ですが牽引は違います。皆さんもご注意下さい。ただ、念のために言っておきますが、普通の坂では問題はありません。後日、武田さんと電話で「写真撮っておけば良かったね」と話しましたが、「その時は全然余裕がなかったなあ」と二人で笑いました。今では良い体験だったと思います。

今回の青木湖には沢山のトレーラーが来ていましたが、皆さんこの坂では苦労されたように聞きました。先ほどお別れしたばかりなのに・・。再度お別れをしてキャンプ場を後にしました。

(渋滞の中を・・)
道の駅「安曇野・松川」でお土産を購入し、VICS情報で幾つかの渋滞を避けながら、豊科ICに向かいました。長野道に上がったのは16時過ぎでした。長野道も渋滞が続き、中央道も中津川付近など何カ所も渋滞、SAもどこも一杯で、連休の凄まじさを体験しました。養老SAで給油して、食事もパンなどで簡単に車中で済ませました。結局、名神高速も米原付近、京都付近、渋滞するところは全て渋滞していました。車も多く、スピードも上がりませんでした。やっと道が空いてきたのは大阪からでした。

武田さんと平井さんは糸魚川経由の北陸道で途中温泉によって食事をし、2時間ほど休憩して帰ったそうです。私たちが京都南を通過中に米原付近を走行しているとき平井さんから電話を頂きました。私たちが1時間ほど先行しているだけでした。平井さんのように北陸道経由で帰るのが正解だったようです。

ただ、平井さんはこの電話直後、京都東付近で起きた事故渋滞で2時間動けなかったそうですが・・。

(やっと着いたぞ!)
この日は朝も早く、スキーで疲れた体でしんどかったですが、無事に帰宅できました。夜中の1時過ぎでした。家の前に駐車し、タオスだけ車庫に入れました。荷物を下ろす元気は残っていませんでした・・。

(色々あったけど・・)
タオスでの初スノーキャンプ&スキー往復1260キロの旅は、こうして終わりました。色々なことがありましたが、記念すべきキャンプになりました。思い出もいっぱいできました。それと教訓も・・。子供達にも忘れられない思い出になると思います。そう、「モノより思い出」・・。

トレーラーがあるとスキーはこんなに変わります。またひとつ、楽しみが増えました。特にタオスの寒冷地性能には大満足です。フォールディング・トレーラーでスノーキャンプなんて・・と思っている方、ハードシェルのトレーラーに比べれば不利かも知れませんが、問題はありません。サンブレラ製の幌、強力なFFヒーターは真冬のスノーキャンプでもその実力を見せつけてくれました。流石はアウトドアのトップブランド、コールマンのトレーラーです。頼りになります!

皆さんもいかがですか? スノーキャンプ。くれぐれも過信はいけませんが・・。ドアを開けたら雪景色は最高ですよ!

2001.02.15
 


氷結した湖の上でも遊ぶ子供達


氷結した青木湖でのワカサギ釣り見学


上手にケーキができました。


ご満悦の弥加(みか)6歳


最終日朝の凍り付いたタオス。
大きなつららが・・。


最終日朝のサイト風景


最終日朝のサイト風景2


ルーフの積雪。
でも、ルーフはビクともしませんでした


元気一杯の子供達


全員で記念撮影


タオス3台の前で記念撮影


白馬の山々にさようなら・・
< 前のレポート後のレポート >
 ホーム > アウトドア >アウトドア日記
ホームアウトドアトラベルトレーラークッキングネットでお得!ブロードバンドおでかけレポートリンクメール掲示板ブログ