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 アウトドア日記
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備北オートビレッジへ行って来ました。
2001年7月19日 〜 2001年7月22日
 
  


管理棟前です。
   (プロローグ)
昨年7月は日曜日から23日(日曜日)から26日(水曜日)という変則日程で備北オートビレッジに行きました。この日程は、私の夏休みではなく日岡ファミリーのコテージキャンプに合わせた格好です。

この時、私は日曜日に家族と共にキャンプ場に行き、タオスを設営して妻と子供を残して帰宅して、次の日の月曜日は出勤して、その夜は宿直。翌日午後から宿直明けでキャンプ場で合流して1泊するというハードなスケジュールで、はっきり言って疲れました。

(予約)
今年の夏は年が明けてからカレンダーとにらめっこ。子ども達が夏休みに入る7月20日〜22日の連休に予約することにしました。電話を入れたのは予約解禁日の4月1日の事。この時点では4家族、オート3サイトとコテージを予約しました。

(結局参加したのは・・)
1家族は親戚に「できちゃった婚」が、もう1家族は「新潟から両親が子供を迎えに来る」ということで、実際には2家族となってしまい、1週間前に2家族分をキャンセルすることになってしまいました。3ケ月前の予約では予測できなかった事が多く、キャンプ場に申し訳ないことをしてしまいました。当日、サイトは満杯だったので大丈夫だったと思いますが・・。

我が家はいつも出発の数日前、キャンセルをねらってサイトを確保することが多いのですが、今回は逆の立場になってしまいました。最終的に参加したのは我が家と日岡ファミリーの2家族になりました。

(出発は・・)
これもいつものパターンなのですが・・。前々日に電話で19日を追加し、19日午後から休みを頂いて出発することにしました。14時頃に倉敷を出発、180号線を新見市まで行き、新見ICから中国道に乗り庄原ICで降りました。備北オートビレッジに到着したのは17時半過ぎ。チェックインを行い、入場しました。今回のサイトはA7で、ここは駐車スペースが一番広いサイトです。早速設営を行いました。今回は新兵器のウィンドエアコンも設置しました。

(食事&風呂へ)
4月にできたばかりの「かんぽの郷 庄原」へ行くことにしました。キャンプ場の受付で道を教えてもらったのですが、「今日の入浴はできませんよ」との事でした。残念ですが、今日の風呂はシャワーになりそうです。

とりあえず庄原の街へ食事に出ることとしました。車で街を回りましたが、子ども達が食べれそうな所が見つけられません。折角だから明日の温泉の下見に行こうとかんぽの郷へ行ってみることにしました。

(かんぽの郷)
入り口の横に「日帰り入浴は20時まで」と書いてあります。受付で「今日の入浴はだめなのですか?」と聞くと「よろしいですよ」と意外な返事。・・車に着替えを取りに戻り入浴することができました。

時間は19時半でしたので、結果的に食事を先に済ませないで良かったです。かんぽの郷は4月にできたばかり、風呂は広くジェットバスなど色々な風呂があり、くつろげました。詳細は「かんぼの郷 庄原」のホームページをご覧下さい。風呂から上がると20時でしたが、入り口に書いてあった時間は入浴受付時間だったようで、問題ありませんでした。

(貸し切りのサイト)
風呂に満足し、近くのコンビニで夕食を仕入れてキャンプ場に帰り食事を済ませました。この夜のキャンプ場利用は2サイトだけ、しかもエリアが分かれていたので貸し切り状態でした。トイレの電灯がついておらずスタッフの方に点けていただきました。

(食事の準備)
20日は朝方薄曇りでしたが、直ぐに日差しが照りつける暑い夏がやってきました。テストも兼ねてエアコンを作動させましたが、なかなか良い感じです。サイトに焚き火セットを出して5月のキャンプで好評だった「豚バラ肉のシンプル煮込み」の仕込みを始めました。炭をおこし、Doの中に水を入れ豚バラ肉を固まりごと入れ、沸騰させないように煮るだけの簡単料理ですが、これがなかなか美味しいのです。

(石焼き釜でピザを焼く)
お昼前からは妻の念願でもあった石焼き釜でのピザ&パンづくりに取りかかることにしました。管理棟の裏側に石焼き釜が2つあり、予約制で使うことができます。チェックインの時に聞いてみると空いていたのは今日のみ。受付で薪を2束購入し、実際に現地で使用方法を教わりました。釜の中で薪を1束半ほど燃やし、釜の壁が白くなるほど加熱、灰を捨ててから焼くという事でした。早速、薪を燃やし始めましたが、上からは暑い日差しが照りつけ、前からは輻射熱、この作業は大変でした。

(子ども達は生地をこねるお手伝い)
石焼き釜の設置してある近くにはテント屋根付きの炊事場があります。妻と子ども達は生地づくりに励んでいます。日岡ファミリーも到着し、設営に行きました。私はどんどん薪を投入して温度を上げていきました。

薪を一束燃やしましたが壁は白くなりません。この状態で焼いてみることにしました。灰を掻き出し、壁の両側におきが残るようにして1枚投入しました。2分程度で焼けるそうですが、倍以上の時間が掛かりました。温度が低かったのでしょうか? その後のピザも時間が掛かりました。温度を上げるため再度薪を投入し、薪が燃えている段階で両側に寄せ、残りのピザとパンを焼きました。できたピザをみんなで食べましたが、なかなかの出来映えで美味しかったです。次回チャレンジするときにはもっと温度を上げてやってみようと思います。

(エアコンのテスト・・)
サイトに帰ったのは14時頃でした。タオス車内の温度計によると内気温・外気温共に36℃で、エアコンの作動を開始しました。10分経過後には車内は32℃になりました。過酷な条件下では能力不足のような気がします。エアコンのテストについてはタオスのページに詳細を載せておりますので、そちらをご覧下さい。テスト中、不覚にも昼寝をしてしまい、その後のデータがありませんが・・。

(夕方)
夕食の前に日岡ファミリーと温泉に行く事にしました。17時頃だったと思います。入浴券の販売機前には日帰り入浴は15時までの掲示がありました。昨日よく見ておけば良かったのですが、失敗です。ダメ元で受付に「入浴は15時までなのですか?」と聞くと、「休日休前日は15時までとなっております」との事でした。「そうですか」と言って帰ろうとすると「今日はよろしいですよ」との声を頂けました。受付の方のご厚意で入浴することができました。風呂の設備に日岡ファミリーも大満足でした。

(夕食)
キャンプ場に戻ってから、ビールサーバーからの旨いビールを飲みながら楽しい時間を過ごしました。子ども達はキャンプ場主催のキャンプファイヤーに参加して楽しんでいました。

(暑い!)
翌日は快晴で暑い日になりました。エアコンで避暑しようしましたが、能力不足に陥りました。ベッドルームをカーテンで仕切り、リビングルームだけ冷やして過ごしました。日岡ファミリーのサイトは木陰があり、扇風機で涼を取っていました。子ども達は元気いっぱいで遊んでいました。

昼前から子ども達と日岡ファミリーは公園に遊びに行きました。妻と2人で留守番になりました。昼過ぎに電話をもらって妻と迎えに行き、公園で昼食を食べてサイトに戻りました。公園も暑かったです。

(早めのお風呂)
昨日の教訓を生かし、14時頃早めのお風呂に行きました。ゆっくりと時間を過ごし、帰りにスーパーに寄ったりして時間を潰しました。夏のキャンプ場は暑いですから・・。一泊のキャンプであれば勿体ないですが、今回は時間があります。

(雷雨襲来)
17時頃にキャンプ場に戻りました。遠くからごろごろと音が聞こえていました。辺りを見回すと遠くの山に雷が落ちているのが見えます。「雷が来る!」

キャンプ道具を濡らさないように片づけていきました。日岡ファミリーにも声を掛けました。間に合うかな?

場内放送で「雷雲が接近中です」と放送がありましたが、周りはのんびりとして何も準備はしていません。イスやコット等を車内に積み込み、紘也と弥加にタオスの戸締まりを任せて、終わった頃にぽつぽつと雨が。家族全員車の中に避難しました。雨は次第に激しくなり、雷雲が近づいてきました。

(自然をなめてはいけません!)
キャンプ場から「危険ですので車の中に避難して下さい」との放送もあり、皆ずぶぬれになりながら避難していました。車内から見ているとタープが次々と倒れていきます。倒れなくてもポールが曲がっていくのが良く分かります。長時間に渡り激しい雨と雷がキャンプ場を襲いました。「早く準備しておいてよかったな。タオス、ちゃんと閉めてるよな?」。弥加が「お兄ちゃんの方がちょっとあいとった」の一言。「!?」。車内は一気に不安に包まれました。

(やっと雷雲が去り・・)
まず、タオスの確認です。きちんと閉めていればどんな雨風にも耐えるはずですが・・。不安は的中しました。一番激しい雨にさらされた側のベッドルームの窓一枚が少し開いていました。そこに置いてあったシュラフと、ベッドが少し濡れていました。

大切な仕事を息子に任せ、それができていなかった事をいい機会にしっかりと叱りました。本人は吐きそうなほど反省していました。アウトドアではいい加減な気持ちが事故につながります。2人とも事の重要性に気が付いてくれたようです。良い経験をさせることができました。

他のサイトは被害甚大で、後片づけに追われていました。日岡ファミリーもイスなどをスクリーンタープ内に非難させていましたが、横殴りの雨でびしょぬれでしたが、テントは大丈夫でした。上手く設営できていたようです。キャンプ場もブレーカーが落ちたりでスタッフの方は復旧作業に追われていました。このような過酷な自然環境の中で、改めてタオスの優位性を感じることができました。ヒューマンエラーの部分はありましたが・・。

待避させていたイスやテーブル・コットを出し、料理を続けて夕食にありつくことができました。他のサイトでは諦めて食事に行くところも見受けられました。

ビールで乾杯して夕食をいただきます。気が付くと空にはたくさんの星。地面や木々が濡れていることと、涼しいことだけが嵐が通ったことを物語っていました。昨晩同様、楽しい夜が過ごすことができました。

(次の日も快晴)
22日も快晴に恵まれました。昨日濡れたベッドの部分を乾かしながら片づけをし、暑い中キャンプ場をチェックアウトしました。汗を流すために温泉に寄り、そこで一応解散としました。我が家は入浴後、昼食を食べ庄原ICから中国道に乗り、来たときと同じ行程で帰宅しました。

(楽しかった)
子ども達はカブトムシやクワガタをたくさん捕まえられて大満足です。親としては餌代が大変なのですが・・。

(ますます魅力の増したキャンプ場)
備北オートビレッジは超高規格キャンプ場です。サイトは広く、支配人はトレーラーに大変理解があり、スタッフもやる気満々の方が多い素晴らしいキャンプ場です。ただ、我が家にとっては今までは一つ物足りないものがありました。それは近くに入浴施設(温泉)がないことでした。しかし、「かんぼの郷 庄原」が今春完成し、我が家とっては待望の入浴施設でき、超高規格キャンプ場に超豪華風呂、両方揃って一層満足度の高いところになりました。

次は恒例のクリスマスキャンプに参加したいと思っています。

2001.08.24
 


サイトを後ろから見たところです。
駐車スペースが一番広いサイトでした


かんぽの郷 庄原です。
お風呂は広くて大満足です。


豚バラ肉のシンプル煮込み
(火にかけたところ)


一生懸命生地を作ります。


これが石釜です。


バナナを載せたピザを
入れたところです。


温度が低かったようですが、
なんとか完成しました。


公園には新しい遊具もできていました。
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